メンタル疾患での自暴自棄の先にあるものは死ではなく病気という生き地獄およびその治療法
メンタル疾患での自暴自棄の先にあるものは死ではなく病気という生き地獄およびその治療法
自殺しかけた人間or医療関係者ならよくわかると思うが「人間は簡単に死ねない」。
自暴自棄になって大酒飲もうが、タバコ吸箱吸おうが、睡眠薬飲もうが、「死にいきなり至るのではなく、必ず病気を経由する」。
つまり自暴自棄の先にあるものは死ではなく病気という生き地獄なのだ。
簡単に死ねるなどと思ってはいけない。私も数多くの「自暴自棄」をして死のうとし、心不全で救急搬送されたり、病気で病院に入院をした。
病気という安全弁がある限り、人間は死ねない。
逆に言えば、それらを乗り越えて首を吊ったり、高所から飛び降りたりするのは、よほどのことなのだ。
中途半端な自暴自棄者に言いたい。死を甘く見てはいけない。待っているのは病院での延命治療と周囲への迷惑だ。
ただしここに救いがある。
『生きている限り、そこには必ず助け舟がある』
今苦しい方は、とにかく生き延びることだけを考えて欲しい。自暴自棄になるのではなく、ベットや布団に寝ているだけでもいい。体に害はないのだからマンガ読んだり、ゲームだけするのもいい。
なんでもいいから、タバコや酒に頼るのではなく、「生き延びる」のだ。
わざわざ自暴自棄になって酒を流し込み、病気になるメリットはない。後で後悔するだけだ。それなら寝ているだけでいい。
最後に、自分の考える究極の療養方法をお教えする。これは借金や生活保護を受けてでも行って欲しい。
メンタル疾患に苦しむ方やひきこもりの方にも効果的だと思う。
それは『自宅実家から遠く離れた精神病院に入院すること』※ネットで最低限の口コミは調べる。親に土下座してでもぶちこんでもらう。
自宅や実家から近いどんな名医にかかるより、これは有効なのである。
誰も知り合いのいない場所は、人を開放的にさせる。これは強い。病院には同じような仲間もいる。規則正しい食事、生活。みるみる回復する。
一ヶ月もすれば、意欲がむくむくと湧いてくる自分に気付くだろう。私もそうだった。入院前は死を意識していたが、一ヶ月後には自分の悩んでいたことがしょうもないものに感じた。生きる希望が湧いてきた。
あまりにも暇すぎるなら外出届を出して街を散策してみる。旅行気分になるはずだ。
ああ、生きていてよかった、そう感じる日が来るのだ。
どうか生き延びよう。