天才と発達障害(岩波明)
発達障害者に勇気を与える著かと思いきや、単なるコピペ本であり、かつ引用を元にした新しい考察や提言もない。
さらに、天才の迷惑な部分が強調されて記述されており、発達障害ライクな特質をバネにどう前向きな振る舞いをしたかと記述が少ない。私はそれが知りたい。
私感として精神障害や発達障害、いや猪突猛進で何事かを成し遂げようとする人物には過酷な生育歴も多いに影響されていると確信していて、例えば野口英世は、貧困や火傷のコンプレックスをねじ伏せるかのように努力しているし、それが発達障害なのかは 疑わしい。いわゆる相関はあっても事実なのかは分からない。
大多数の何の業績も上げられない精神疾患や発達障害者は迷惑な変人として煙たがられる傾向にあるが、そこから何とかして世の中に認められたいと必死であるから、
その提言と普遍的な方法が望まれるのである。