危険な素人カウンセラーの見分け方
危険な素人カウンセラーの見分け方について述べます。人生経験だけでカウンセラーはできません。
人生経験とはいわば主観です。あなたの苦労と他人の苦労は違います。
心理学は長きにわたって人類が積み上げてきた学問、つまり客観性と再現性を重視します。
ゆえに既存の心理学の知識を軽視し、自分の人生経験と持論を展開するカウンセラーは危険です。
カウンセラーが持論を押し付けて、自分だけが快感を得ている可能性もあります。(主観の押し付け)
本当にそのカウンセラーの元で人は治っていますか?
繰り返しになりますが、現代で教育される心理学の知識とは長年の淘汰を生き抜いてきた「効果性と再現性の高い理論」です。
知の巨人が科学的洞察に基づいて生み出し、長きにわたって生き延びてきた心理学の知識を一介のカウンセラーが軽視していること自体が異常なのです。
もう二つ、危ない素人カウンセラーを見分ける方法があります。
それは、本人が言っていることと、やっていること、私生活が一致しているかです。
例えば幸せな人生を送るためのハッピーセラピストなる存在がいたとしましょう。
そのセラピストの私生活はハッピーですか?ハッピーだったら大丈夫。
幸せをうたっておきながらそのカウンセラーの私生活が全然ハッピーじゃなかったら、危険です。
傷口を深くする前に逃げましょう。病人に病気は治せません。
最後に。あまり言いたくはないのですが、客にフリーターやニート、30代になっても夢を追っているような人間ばかりが集まっているカウンセラーは危険です。彼らはカウンセラー に依存しています。
★まとめ
①:人生経験だけではカウンセラーになれません。人生経験は主観です。
②:時代を生き延びてきた心理学の知識を軽視し、持論を押し付けるカウンセラーは危険です。持論は主観です。誰に対しても効くわけではありません。
③:言葉と行動が一致しているカウンセラーを選びましょう。ハッピーカウンセラーと言いながら私生活が全然ハッピーじゃない人物は危険です。まさに論語読みの論語知らず。病人に病気は治せません。
④:フリーターなど地に足がついていない人が集っているカウンセラー も危険です。彼らはカウンセラーに依存し、いまだに思春期のような夢を語り、自立しようとしません。
以上です。エセカウンセラーに気をつけてください。